「インターンって何?」

今、日本で注目されているインターンシップ。興味はあるけどよく分からないと思っている人が大半だと思います。

「インターンって何するの?」「どんなメリットがあるの?」こういった疑問を解決するためにインターン生を取材していきます!

そして、皆様に有益な情報を発信していきます。トップバッターは宮澤テクノロジーさんです。

[人物紹介]

名前:宮澤テクノロジー/ 出身:岐阜県 /インターン先:hackjpn/インターン歴:約半年

「ビジネスで学生が騙されて欲しくない」という思いから実践特化型アカデミーである”huntercity”を起業する。マーケティングの解説をYouTubeで配信しているだけではなく、過去には『教育ビジコン』や『人狼就活』などのイベントを運営しており、学生がビジネスに触れ合える良質な環境を提供している。それぞれのイベントは学生側とトークゲストの距離が近く、交流が活発なところも魅力である。

 

 

キーワードは「学生」

ーーインターンでは何をしてるのですか?


主に”huntercity”の運営をしています。これは、「ビジネスを学びたい学生がこれ以上騙されないようにしたい」という気持ちから始めました。

YouTubeで短時間で学べるマーケティング講座を発信したり、学生がインフルエンサーや起業家から学ぶことのできるイベントを運営していますよ。

まずはやりたいサービスやビジネスプランを練ることから始まります。「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を明確にしていき、だんだんと形にしていきます。

仲間と共に話し合いを深め、毎回の打ち合わせも充実していますね。

スキルよりも大事なこと

ーーインターンのメリットを教えてください


インターンが始まってから約半年が経ちましたが、成長のスピードが劇的でした。

特にイベントの運営は様々なタスクが発生するのでとても忙しいです。しかし、こういった実践経験が積めることこそメリットだと思います。

さらに良かったことは同じ考えを持つ仲間と出会えたことです。今までは周りにビジネスをしたい人はいませんでした。

そのため、自分と同じ考え方の仲間を見つけられたのはインターンを始めたからこそできたことでした。

情報商材に70万円を溶かしかける

ーー 何故インターンを始めたのですか?


もともと起業したいという気持ちはありました。ある時twitterでビジネスをされている方から連絡を頂いて、それからいろいろと相談にのってもらっていました。

実際に会うことになってお話をしたのですが、

「70万円でビジネスのノウハウをおしえてあげるよ」

と言われて、払わなくちゃと思いました。お金を工面してもらうために必死に親を説得しました。もちろん親が納得するはずもなく、そのおかげでどうにか払わないで済みました。

そして、どうしようか悩んでいた時にtwitterで戸村さんを見つけました。

DMで連絡をとり、その日に会うことになりました。騙された経緯やそれでも起業したいという気持ちを全力でぶつけたところ、インターンをさせて頂くことになりました!(感謝)

「無力感」こそが原動力

ーー起業したいと思ったきっかけを教えてください


私は小さいころから「無力感」というものを感じていました。世の中で困っている人がいるのにどうして何もできないのだろう。

「世の中には生活が苦しい人もいるのに、自分は幸せに暮らしてて良いのだろうか」

こういった思いから最初は学者として貢献していこうと考えていました。

しかし、「本当に世のためになるのだろうか?」という疑問を抱き始めました。

同時に自分の本心としっかりと向き合いました。そうして、自分が社会貢献するのは起業という形だなって思ったんです。

宮澤テクノロジーのこれから

ーー今後のビジョンを教えてください


当分はインターン先でビジネスを学ぶつもりです。そして、将来的には

「世界中の人々にあたりまえに使ってもらえるサービス」

を提供するつもりです。インターンを辞めて起業するかはまだ未定ですが、正直どっちでもいいかなと思っています。

どちらにせよ”huntercity”の方に集中して、最善を尽くします。

現在は大学を休学中なのですが、来年は復学するつもりです。日本の大学や研究室では毎日たくさんの発明やイノベーションが起きていますが、それが商品として出回るまでには長い道のりがあります。

父が研究者だったので感じるんですが、研究者ってビジネスにあんまり手をつけたがらないんですよ。

もし日本の研究室がビジネスに強くなったら、未来がもっと劇的に良く変わる可能性がぐんと広がると思います。

そのため、現場を見なければ分からないような研究室の実情などをしっかりと把握して、「産学連携」を進めていくために貢献していこうと思っています。