おはようございます、こんにちは、こんばんは。ハッピーハッピーの江原ニーナです。「平成最後の〜」というフレーズが流行っているようですが、平成最後の7月が終わりますね。
本日のコンテンツは、昨日の企画の後編です!
【後編】Business Insider Intelligenceの2018年予想、日本語訳&どこまであっているか検証企画 〜第一弾IoT編〜
Business Insider社のサブスクリプションサービスを提供するBusiness Insider Intelligenceは、今年の初めに、分野別に分類された計35の予想を発表しました。(https://www.businessinsider.com/35-big-tech-predictions-for-2018-2018-1)
今回は、昨日に引き続き、その記事を元に、2018年8月時点でその予想がどこまで合っているのか、検討していこうと思います。記念すべき第一回のトピックは、IoT編です。
前編はこちらから
③スマートスピーカーが様々な言語に対応する
詳細:スマートスピーカー業界でのキーアクターと言えば、Amazon、Google、Microsoft、そして先日紹介したSonos等ですが、その中でも特にAmazon やGoogleはすでにアメリカでの存在感を現しており、今後は中国やヨーロッパへのさらなる展開を狙っていると考えられます。
判定:◎
スマートデバイスを利用する上で確実に超えなければいけないのが言語の壁です。日本語対応していないスマートデバイスの日本での普及には限界がありますし、それは世界のどこでも言えると思います。
現状としても、アリババ社はTmall Genieというマンダリン対応のスマートデバイスの販売を開始したほか、日本ではLINE社がClova Wave を発表しているなど、ローカル言語対応のデバイスも登場しきており、今後言語が鍵になってくるのは間違いなさそうです。
④無線通信技術LPWA(LPWAN; Low-power wide-area networkのこと)関連企業が、$1B(約1000億円)程度を調達するだろう
詳細:Low-power wide-area networkとは、「低消費電力・広範囲」を特徴とする無線通信技術の総称です。(参考:http://techfactory.itmedia.co.jp/tf/articles/1701/30/news008.html)
先に述べたような家庭用スマートデバイスやIoTの普及においては、通信速度もさることながら、長時間稼働できるような、消費電力の低さや運用コストの低さも重要視されます。こういった要件を満たすよう開発されたのがLPWAです。
判定:△
目立った調達や大きなニュースは現時点において報じられていないものの、スマートデバイスの普及と切っても切れない関係にあると言えるので、注視していく必要があるでしょう。
⑤欧米政府は、消費者向け(一般向け)のIoT関連規則制定に向けて公聴会(ヒアリング)をするだろう
詳細:室内の温度調整から子ども向けのおもちゃに至るまで、生活のあらゆる側面にIoTが浸透していく中で、サイバーセキュリティの問題は我々が未だ試行錯誤の段階である部分だと言えます。世の中の利便性が向上する反面、ハッキングなどへのリスクは上がっているのも事実です。
判定:○
実例はあがっていないものの、この流れはおおよそ不可避だと言えます。2017年は、IoT化の副作用としてのハッキングに対して、声明は発表されたものの、特に解決策や新しい動きにまでは至りませんでした。それが今年は、声明という段階から一歩進んだ立案の段階にまで進むと考えられるでしょう。また、先日動画でも取り扱ったように、サイバーセキュリティ関連のスタートアップも増加しています。
さて、明日から8月ですね!hackletter TVをはじめてもうすぐ一ヶ月になります。今後もよりよい情報を皆さまにお届けできるよう、日々努力してまいります。よろしくお願いいたします!
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