トヨタ自動車はドライバーレスカーと言われる自動運転車とロボットの開発に益々力を入れている。
世界最大の自動車メーカー、トヨタ自動車は今後5年間で10億ドルをシリコンバレー拠点の人工知能の開発研究に投資をすると発表した。
トヨタの研究機関は今後、人工知能とロボットの研究に最大の焦点を当てる。研究は既に提携しているスタンフォード大学で続けられるようだ。
開発研究を任されたギル・プラット氏は国防高等研究計画局(DARPA)で勤務した経験を持つ人工知能のエキスパート。プラット氏の研究はグーグルやアップルが既に開発している自動運転車の開発に行き着くのではないかと言われている。
プラット氏はトヨタには3つのゴールがあると発表した。
1. 車が衝突する可能性を減少させ、自動運転車の安全性を増進する。
2. 個人の技量、能力に関わらず、運転を全ての人に可能にする。
3. 屋外での移動機能に使われていたトヨタの技術を、高齢者サポート等の屋内環境に応用する。
中でも、日本の高齢化の影響を反映した3つ目の項目は一際重要視されているようだ。
日本での65歳以上のシェアは2030年までに25%から40%に増加すると共に、米国でも15%から20%の成長が予測されている。
グーグル、アップル、に続きトヨタの今後の自動自動車の研究が注目されると共に、トヨタ発の家庭内での高齢者サポートロボットの開発とその促進に期待が高まる。
http://fortune.com/2015/11/06/toyota-ai-silicon-valley-robotics/
韓国料理に目がない美食ライター。@himoon16