アプリの考案や作成は、単に新しいものを生み出したりそれをコーディングすることだけによりません。アイデアを練らずにアプリを作成する方法もあります。愛用者多数のPedometer++(万歩計のアプリ)やEmoji++、Feed Wranglerやその他の開発者であるDavid Smith氏がアプリを手軽に作りたい人のために、彼自身のアプリ開発のプロセスを動画で公開しています。
この動画は、とても簡単なアプリ開発のプロセスの初めから終わりまでを撮ったものです。まず初めに、自分が変えたいと思った既存のアプリの不足や盲点を特定しています(この動画の中ではSmith氏はApple WatchとiPhoneのMapsとGoogle Mapsで、気に入った場所をお気に入り登録するのをさらに簡単に進められるようにすることを決定)。次に、実際にアプリをコーディングしているところを早送りで流しています。
早送りのアプリのコーディングとリリースのプロセスの場面からわかるのは、ここで紹介されるTake Me Thereという至極簡単なアプリを作ることでさえもかなりの仕事量が必要とされるということです。そして、Smith氏が大切にしているコンセプトは、アプリの使い心地の悪さを見つけてそれを使いやすく洗練されたものに変えるということです。
このようにあまりクリエイティビティを必要としないアプリですが、このTake Me Thereは、特に同じところに頻繁に行く人で、なおかつ少しデジタルに慣れていない人にとっては画期的な発明として親しまれ始めています。
動画はこちら↓
http://techcrunch.com/2015/06/05/heres-whats-involved-in-devising-and-building-an-app/#.atqtju:PTQs
今年3月からサンノゼ州立大学に1年留学する大学3年生。世界中の人々が自分の願いを見つけ、その願いを存分に生きることができる世界をつくることを念頭に、通訳士を志望する。趣味は音楽でミスチル信者。