主婦でも分かる!MBAノート!

主婦でも分かる!MBAノート!

敵の動きを知れば、己の戦い方も分かる! マーケティング戦略と主婦の戦いの開幕である!

今回から主婦の私が受講しているMBAのノートを日本語でまとめたものをご紹介します。

マーケティングマネジメント(基礎)

-教授紹介- 教授は典型的アメリカ人。マーケティング一筋うん十年のベテラン。 工業用テープを扱う企業に勤めた際には、飛行機内のコード整理に利用されたり 工業用ペンキを扱う企業に勤めた際には、危険物表示の看板に使われたりと 大きな時代の流れに乗って成功してきたのが売り。

過去から学べタイプの授業。”Time is important for Americans!”が口癖だが アメリカ人ほどのんびりはいないのではないか?と思ってしまった。 ワインとクラッシック音楽をこよなく愛する。

教室内は60人程。殆どが外国人。およそ30カ国以上からの生徒が集まる。 この学校の良さは多国籍である事。世界中から来た生徒から学び合える。

第一章 マーケティングとは何か?という質問から第一回目の授業が始まった。

Marketing directs the sales force in the attainment of current year forecast while developing plans and programs for long term growth consistent with company goals. マーケティングとは、今年の目標達成に対する営業戦力を導き、長期的企業目標の成長をうながすための計画とプログラムを開発することである。

Marketing is more than selling or advertising. マーケティングとは、販売や広告以上である。

教科書のセオリーではなく、教授自身が考えるマーケティング。 はい、ただ物が売れたらいいのですよって訳でもないらしい。

4Ps 4つのP Place 場所 Price 価格 Promote プロモート Product 製品またはサービス

これがアメリカでは必ず出てくる4Ps 今後詳しく取り上げられる

あえて言うならPackagingを5番目に入れたいと 教授は力説。パッケージが違うだけで売上があがる事例が多々あるから。 簡単な例では卵パック。配送も便利になり、まとめて購入してもらえる。

確かに、バラ売りしてたら買う気うせます。

マーケティング思考の発展 ①The Simple Trade Era(単純取引時代) 各家庭で作った物を地元で交換、もしくは売買する時代

②Production Era(製造時代)1920年代 企業が生産出来る物を売る時代 例えばフォード車が長い間、黒い車を販売していたのは何故か? ペンキが一番早く乾くので効率がいい。 ところが競争が激しくなり次の時代へ移り変わる。

③Sales Era(セールス時代)1930年代 競争が激しくなり消費者に売れる物を売る時代 消費者が必用な物を売る時代 販売に力が入った 前出のフォードが車に屋根をつけたり、ワイパーをつけたり改良を重ねて販売

④Marketing Department Era(マーケティング部署化時代)1950年代 マーケティング活動が一括した部署へ 短期的な企業目標の達成

⑤Marketing Company Era(マーケティング企業化時代)1960年代以降 企業全体でのマーケティング戦略 長期的目標の設定と達成

アメリカで主流なのが Mass Marketing Era(マスマーケティング時代) 万人受けする商品の大量生産、宣伝、販売促進時代 大きいサイズ程安い、3つ買えば1つ無料など

現在はどんな時代か? Need Era(ニーズ時代) Social Consciousness 社会的意識 個々のニーズにあった物を売る時代

マーケティング概念の違いについて

マーケティングサイドと製造サイドで考え方が違う 顧客に対する態度 (マ)消費者ニーズにより企業計画を決定               (製)商品の存在価値を高く。価格を下げ、より良い製品づくりへ 商品提供 (マ)売れるものを作る (製)作れる物を売る マーケティング調査の役割 (マ)消費者ニーズと満足度の決定 (製)消費者の反応(利用したかどうかも含め) イノベーションへの関心 (マ)新たなる販売場所の確保 (製)新技術やコストカット カスタマーサービス (マ)顧客を満足させ、再度購入してもらう (製)クレームを減らす努力 広告 (マ)商品やサービスの必要満足な利益追求 (製)製品機能と製品の製造方法 消費者との関係性 (マ)購入前後の顧客満足度と今後の長期的関係を求める (製)販売後に顧客との関係は完了 価格 (マ)不必要な価値に対する経費カット (製)経費を出来る限り低く

あ〜今まで何処が安い!いつが安い!なんて買い物するたび翻弄していたけれど、こんなに深くマーケティングされていたのね〜などと妙に感心してしまった。今後の内容が楽しみだ。

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