Teslaの人事部にとって、どうやらAppleは人材の宝庫のようだ。
Bloombergのリポートによると、Teslaは自動車メーカーを含むどの企業よりも、Appleから一番多く採用しており、その数は少なくとも150人以上にのぼるという。雇用の対象はエンジニアやデザイン、セールスまで多岐に渡る。ただ、車がよりハイテク化していく中で、自動車会社のフォーカスはデトロイトよりもシリコンバレーにシフトしてきており、このような動きをとるのはテスラだけではないようだ。
イーロンマスクによると、このような人材の動きは一方的ではないという。現にAppleは、25万ドルのボーナスと給与の60%増をTeslaの社員に提示している。”AppleはTeslaからの採用にとても力を入れているが、今までのところほんの数人しか採用できてない” とイーロンマスクは述べる。
各企業の競争が激しいシリコンバレーでは、優秀な人材の取り合いは一種の戦争のようだ。採用活動から企業の次なる一手が見えてくるのも面白く、今後もこのような動きからは目が離せない。
翻訳元記事
http://www.entrepreneur.com/article/242700
HackLetter編集長/青山学院在学時に、スタートアップにインターンとして参画。新規事業を立ち上げ、企画から営業まで幅広くこなす。その経験から、シリコンバレーで働くことに憧れを抱き、2014年3月に大学を中退。2014年秋にアメリカの大学に進学し、現在に至る。