突然だが、11月の全世界買収企業データを地図化してみた。

やはり買収件数はヨーロッパやアメリカなどの先進諸国が多いが、先月の3倍以上に買収件数が伸びている地域がある。

アフリカだ。

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先月はアフリカの買収企業はアフリカ全土を見ても南アフリカ共和国に集中しており、その数も2件だけだった。

今月も南アフリカに3件とやや集中してはいるものの、より注目すべきはギニア湾に面しているガーナ、ナイジェリアや、インド洋側のケニアに買収企業が出現していることだろう。

 

アフリカ買収企業7社について詳しくまとめてみた。

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多くがtoC企業であり、金融や教育、インターネットプロパイダーなど、生活に密接に関わる分野のものが多い。

このことからも、今回アフリカ全土に買収が広がったのは南アフリカ共和国だけではなく、今後最大の市場だと見込まれているアフリカ全土のシェアを獲得しようという意図があると考えられる。

 

また、JETROが2016年度に行ったアフリカ進出日系企業実態調査によると、2011年以降にアフリカに進出した日系企業は最多となっている。

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そして日本からアフリカに進出した企業といえば、DMM.comである。

ゲームやDVDなどのメディアが主力事業であるが、DMM.Africaという事業を2015年に起こしている。

美容サイトであるDDM.Biyo、ソフトウェアを開発しているDMM.Hehe、電子マネーシステムである「Tap&GO 」を運営しているAC Groupなど5個の事業を展開。

タンザニアでのテック・イベント2017 SAHARA SPARKSのスポンサーになる、多数のビジネスコンテストを運営するなど、アフリカ全土の発展を後押ししている。

 

また、支援されている側のアフリカのスタートアップ企業も負けてはいない。

Yconbinatorのデモ・デイは、オンラインのスクールを持つ事からもアメリカ外の企業が多数参加することで知られているが、今年3月に行われたデモ・デイではアフリカやインドなどの出展者が多かったのだ。

 

先ほど少し触れたことではあるが、Facebookもインターネット環境などのインフラ整備を進めていることからもわかる通り、アフリカは21世紀最大の市場だと角界から期待されている。

今後、全世界的にアフリカ企業の買収や進出、投資が加速していくのはほぼ確実だ。

 

hackjpn analysis data from crunchbase, cbinsight, and pitchbook.

 

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