iPhone Xは、「ホームボタンがない」、「ほぼ画面」と、外見だけをとってもiPhoneシリーズの中で最も革新的だという呼び声も高い。この記事では、iPhone Xを「生活習慣」という観点から見て、「iPhone Xの新機能は生活習慣をどう変えるのか」に注目したい。新機能の中でも特に、顔認識機能Face ID、ワイヤレス充電、セルフィーの質向上は、目新しく面白いのはもちろん、毎日の生活習慣を変えるのでは。

① マスク習慣がなくなる?

 新機能Face ID により、iPhone Xのロック画面解除やApple Pay決済の本人確認は、画面を見つめるだけでよくなった。Face IDが精密な顔認証機能でiPhone Xの持ち主の顔を覚えてくれるからだ。
 ここで気になるのは、認証の正確さであるが、Face IDは眼鏡や髪型、髭、そして加齢による変化にも左右されず本人を見分ける。また、赤外線で認証するため、サングラスにおいても赤外線をカットしなければ問題ないし、暗闇であっても認証してくれる。
 しかし、ここで一つ欠けているものがある、それはマスクだ。Face IDはマスクをしてしまうと、持ち主を見分けられない。日本では多くの人が花粉やインフルエンザの時期にマスクをする。他にもすっぴんを隠す、保湿、防寒対策、なんとなく人に顔を見せたくない等、様々な用途により、マスクと我々の生活は密接である。しかし、スマートフォンもまた手放せなくなった今、マスクをしていたらiPhoneが使えないとなればあなたはマスクを外してしまうのでは。特に、身動きのとりにくい電車の中では、いちいちマスクを外すのも面倒、とはいえiPhoneはいじっていたい、ではマスクを外してしまおうということも起こりうる。iPhone Xを持ったら、マスクをしない分これまで以上に手洗いうがいなどのかぜ対策が必要になるなんてことも。花粉症の人に至っては、マスクが手放せない季節はFace IDを使わない設定にした方が良いのでは。

② 充電のうっかり忘れがなくなる

 iPhone Xではワイヤレス充電が可能となった。パッド状のワイヤレス充電器にiPhone Xをポンと置くだけで充電ができるのだ。
 従来のケーブルをiPhoneに挿すという作業は意外と面倒である。特に、寝る前にベットでスマートフォンを使っているとき、いざ眠ろうとなった後にケーブルの先を探して差し込むのは厄介である。人によっては面倒くさくなって充電を怠ってしまうこともあるのでは。最悪の場合、朝には充電がなくなっていてiPhoneで設定した目覚ましが鳴らないという惨事も起こりうる。ワイヤレス充電では、言葉通り置くだけで充電ができるので、ベッドの近くにさえ置いておけば寝る前に充電をせず翌朝困るといったことも減るだろう。

③ 身だしなみ注意?

   iPhone Xでは、セルフィ―がもっときれいに撮れるようになった。被写体以外をぼかすポートレートモードがインカメラにも搭載されるようになったのだ。自分たちのことははっきり、くっきりと映す一方で、背景をぼかすことで、質の高い撮影が可能となった。特に今のイルミネーションの季節にはピッタリな機能である。
    「インスタ映え」という言葉が流行るほど、スマートフォンでの撮影は多くの人の生活の一部となった。行く先々でInstagramに載せたくなるようなクオリティのセルフィ―が撮りやすくなったのはうれしいところである。しかし、セルフィ―の機会が増えれば、どうしても気になるのは自分の写りである。セルフィ―を撮るのが習慣となれば、どこに行くにしてもある程度、洋服、ヘアスタイル、メイクを気にしなければいけなくなってしまう。おしゃれが好きな人にとっては張り合いのある生活となりそうだが、そうでもない人にとっては少し面倒な生活である。

 このように、「生活習慣」という観点からiPhone Xを見てみると、新機能は目新しいだけではなく、顔認識機能Face IDはマスク常用者にとっては少し不便で、ワイヤレス充電は寝る前の充電忘れを防ぎ、セルフィーの質向上は身だしなみへの意識を促す可能性がある。

hackletterでは競合/親和性ある会社を分析しレポートするSVREPを提供しております。年間10000社を超える海外企業を分析し、そのビッグデータから得た企業情報を毎月クライアント様にカスタマイズしてお送りしています。無料サンプルレポートのお問い合わせ、海外サービス調査のご相談はこちらよりお気軽にお問い合わせください。