小売業者の戦略
小売業者は、顧客と直接関わる為、計画的戦略は必須
*商品の提供
*仕分け先やサービスの拡大と価格上昇:専門店とデパートでは役割が違う。高級デパートであれば、同じ商品も高値で売れる
*大量購入mass-merchandise retailers:大量購入する事で、仕入れ価格が下がる
*利便性での競争:コンビニ、自動販売機、訪問販売
*ネット上での販売:ネットでの販売により、熟練の販売員がいなくても、商品の説明やレビューなどの必要情報が簡単に手に入る。が、その場で商品が手に入らないという欠点も。
アメリカの小売業は、最初の一年間で約3/4が店をたたんでしまう。4Pが大切。物:どんな品揃えにするのか。場所:店舗をどこにするのか、店のレイアウトなど。プロモーション:広告作りや店の告知方法など。価格:クレジットカード利用可にするのか。期間限定などのディスカウントを何回ほどするのかなど。
小売業とは
小売業の進化:過去と違って現在は品揃えなども工夫
小売業のサイズと収益:サイズにより収益に違いがでる
それぞれの国における小売業の違い:国によってシステムの違いなど
小売業にはトイザラスのようなものから個人で販売しているものまで、規模は様々である。現在はテレビやネットのお陰で、誰でも小売り業を営む事ができる。昔は沢山の商品を販売していたが、現在はシングルライン(洋服のみ販売)、もしくはリミテッドライン(洋服、靴、鞄など)が主流。
卸売業者の戦略
多角化商品計画
企業型チェーン店:1店舗以上を扱う(例 Walmart)
ボランタリーチェーン店:任意連鎖店。小売業者同士連携で仕入れるなどして、仕入れ価格を下げる。
卸売業者の種類
独立事業者
サービス卸売業者
① 一般卸:電化製品、家具、薬、化粧品などの腐らない製品を扱う
② シングルライン卸:食料品、服、ある一種類の部品などを専門に扱う
③ 特殊卸:健康食品のみ、世界中に配送される自動車ライトのみを扱うなど
制限付きホールセラー:一部ホールセラーの機能を持つ店舗
キャッシュ&キャリー卸売業者:現金のみでの取引。
ドロップシッパーズ:製品はあるが、配送や在庫を持たない。オーダーだけとり、工場や卸から直接購入先へ配送。
ラックジョバーズ:棚卸。各店舗で何が売れてどれほど売れるか把握している。
メーカー代理人:類似品を非競合先に販売する。歩合制が主流。
アメリカで有名なSafewayは日本で言う所の東急ストアーやダイエーのようなスーパー。庶民的な商品が並びます。ここに来れば、今一番売れているお菓子なども分かります。一方Wholefoodsはオーガニックを中心とした、健康的な商品を扱うハイエンドなスーパー。成城石井やイカリスーパーのような感じでしょうか。お惣菜も充実しており、衣類やこだわりの石鹸なども並んでいます。何よりすごいのが、量り売りのオリーブ、ナッツ類、ドライフルーツ類、スープなどが試食できてしまうのです!それはさておき、両スーパーには同じ製品が並んでいたりするのですが、価格が違うのです。アメリカの場合、わざわざ価格が安いからと言って車を走らせ他の店まで行くのが面倒!一回で買い物を済ませたい!という人が多いようですね。(レジが長蛇の列でも根気強く待てるのに)日本でもこの間生協では100円だったのに、ダイエーでは89円だったわ!なんて事がよくありますよね?チラシを見ても、違いが明白だったりします。「時は金なり」と言いますよね?あなたは安いお店を回りますか?それとも少々高くても同じお店で買いますか?
大学卒業後2年の銀行員生活の後、結婚と同時に退職。専業主婦16年を経て、社会復帰。同銀行契約社員として2年勤務。何を思いたったか突然シリコンバレーにてMBA(国際ビジネス専攻)取得を目指す高校生2人の母親。現在主人を独り日本に残し、母子留学中。