「国籍なんてただの紙切れだ」 在日韓国人大学生がGoogle本社食堂で感じたこと

「国籍なんてただの紙切れだ」 在日韓国人大学生がGoogle本社食堂で感じたこと

「国籍なんてただの紙切れだ」 在日韓国人大学生がGoogle本社食堂で感じたこと

「お前、日本人ちゃうやろ! 死ねよ、日本からでていけ!」残酷なセリフですよね。ぼくは小学校と中学校でこのセリフを吐かれ国籍問題で悩んだことがあります。おそらく、発言した本人は幼かったこともあるし、軽い気持ちで言ったことだと思うから、当時のことなんて覚えていないだろうけど、ぼくはいまでも鮮明に覚えてしまっているんですね。

実は、ぼく、1年前のちょうどこの時期はシリコンバレーに行ってました。そこで、縁あってGoogle本社で働く日本人エンジニアのおかげでGoogleの社内をお邪魔させていただくことができました。そこで見た景色を今でも忘れません。鳥肌がたちました。

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Googleの持つ圧倒的な多様性と、自由なワークスタイルに心を奪われました。そこでは,いろんな肌の人たちが、「技術で世界を良くする」という共通の目標を持って、笑顔でみんな楽しそうに食事をしていました。そこに「お前、日本人ちゃうやろ! 死ねよ、日本からでていけ!」なんて言葉と雰囲気などなく、ただただ感動し泣きそうになりました。シリコンバレーに行って本当によかったと思いました。

旅の概要はこちらに投稿しています笑  http://storys.jp/story/11197

 ぼくは孫さんがトビタテ留学JAPANに選ばれた大学生に向けて話したこのスピーチを見て、自分も全く同じような体験をしたな〜と思って泣きました笑

「国籍で苦しんでいる若い在日韓国人がいる。僕も子どもの頃に、恥しい、隠したいと悩み苦しみ、自殺したいとも思った。だから、僕は、国籍なんてものは、 どうでもいいんだ。ただの紙切れなんだということを証明したいという思いで発った。どこの生まれだろうが、みんな同じ可能性を持っているんだ。

本当に今の自分が恥ずかしくなるぐらい、その当時は1分1秒を惜しんで勉強をしました。多くの学問で、アメリカで学んだことはたくさんありますけれ ども、でもそれ以上に学んだことは、そこではいろんな肌の色の人達が、皆明るく、夢にあふれ、希望にあふれ、アメリカンドリームを掴もうとして一生懸命に 仕事をしている。

そして世界で最も進んだ文明や、社会システムを持っている。僕はそのことに感動し、いつか日本に帰ったら、必ず世界に誇れるような企業を日本に作り たい。そして、いずれその会社がそれなりの規模になったら、世界中の人々に我々の貢献する仕事で幸せを提供したい。そういうことを誓って勉強しました。

https://www.youtube.com/watch?v=xTZRj-as2WI

 

トビタテ留学JAPANに選ばれたいです笑!!