先日5月12日から14日まで、サンフランシスコで「シリコンバレーファッションウィーク」と呼ばれるファッションショーが開催された。このファッションショーで興味深いのは、人間の代わりにロボットやドローンがショーに登場したことである。シリコンバレーのファッションショーならではのファッションと最新テクノロジーの融合が披露された。イベントのスポンサーであったファッションに特化したクラウドファンディングアプリ会社・『Betabrand』により開催されたこの三日間のイベントには、1日ごとに異なったコンセプトを設けられた。1日目はLEDなどを使用した「光」のファッション、2日目は普段着として着られるファッション、三日目は若手デザイナーによってデザインされたファッションというテーマであった。
ファッションショーを見にきたほぼ全ての人々が、シリコンバレーだけでなく世界各国のデザイナーたちによるファッションに驚きを見せたようである。特に1日目に披露された、トランスポーテーションに関する新技術に特化したショーは好評であった。ソーラーパネルによって発電可能なTespackリュックサックや、自転車使用者のために作られたSOVOによるライトアップベストなどの様々な製品が披露された。そして、ショーが終わったと観客たちが思った矢先に、ドローンが出てきてBetabrandによる服を披露したのだ。信じられないほどクールなものを見て、はっと息を呑むようなざわめきに会場が包まれたそうだ。
http://www.popsugar.com/tech/Silicon-Valley-Fashion-Week-37475694#photo-37475694
最新テクノロジーの聖地であるシリコンバレーから、テクノロジーデザインを融合した奇抜な最新ファッションが世界に発信される日々が来るのではないだろうか。またシリコンバレーファッションウィークが開催される機会があれば、皆さんにもぜひ参加していただきたい。