富裕層のための豪華な車、ラグジュアリーカーに北欧の自動車メーカーVOLVOがイノベーションを起こしました。ラグジュアリーカーの競争は激しく、マッサージシート、高性能音響システム、ネックウォーマーなどはもはや当たり前のものとなっています。そんな中、VOLVOは自社のXC90 SUVに革新をもたらしました。
このXC90 excellenceは主に中国市場向けに開発されています。中国では現在、ラグジュアリーカーが富裕層の間で流行っており、お抱え運転手を雇う人も少なくありません。そこでVOLVOは助手席をなくし、テーブル付きのフットレストを作りました。このフットレストには温度調節のできるカップホールダー、テレビ、小物入れなどがついています。このフットレストはデザインが優雅であるだけでなくとても機能的に設計されています。アクセサリーやメイク道具を入れておくことで、移動中にお化粧直しをしたりネクタイを変えるといったこともできます。
デザイン部門の副部長、Thomas Ingenlathはこう言います。「イベントや会議で忙しい人々は、次の仕事のためにくつろげる時間を必要としています。」
VOLVOのイノベーションは、日々多忙な人々にくつろげる時間を持ってほしい、という思いから起こったもののようです。
HackLetterのライター兼エンジニア/大阪大学に在学しトルコ語というまず誰も学ぼうとしない言語を専攻する変人。またメガネ掛け機とよばれるほど、メガネをこよなく愛している。趣味はスタバでコーヒーを飲みながらMacで作業することのため意識が高い学生と勘違いされがちである。現在大阪の某スタートアップでエンジニアとして修行中。人々の生活を楽しくするサービスを作ることを目指し今日もスタバでコーヒーをすする。