シリコンバレーの自動車分野ではますますTeslaの存在感が増してきています。先日もTeslaは4月30日に自動車以外での新製品を発表すると公言し話題になりました。Teslaが注目される理由の一つには時代の最先端をいくものを作ろうとしていることが挙げられるでしょう。そして自動車の新時代を切り開くのに欠かせない高度なAI、つまり人口知能の重要性を理解しているとうことにあります。
Teslaといえば電気自動車を作っている会社と思う方も少なくないでしょう。しかしTeslaが本当に力をいれているのは電気自動車の開発ではなくAIの開発です。AIが目指すのは安全な自動運転であり特に安全性の面で高い技術力が必要になります。Tesla CEOのElon Musk氏もセキュリティの強化の重要性を強調しています。TeslaだけでなくGoogleも自動運転車を開発する動きを見せています。さらに日本でもZMPという会社が自動車などに使用できる有能なシステムを開発しています。このシステムではGPSを使用しなくても、周囲の状況をセンサーで読み取ることで自動運転をすることが可能になるようです。
このように自動運転技術は日々進歩しており、Teslaはその新時代の先駆者としての挑戦を続けています。Musk氏は人間による自動車運転が理想だとしながらも次のように述べています。
「もし自動運転の方が人間の運転よりもはるかに安全になったら人間が車を運転することは違法になる日がくるかもしれない」
本当にそのような未来が来るかはわかりませんが自動運転化は近い将来起こることでしょう。こうした自動運転化の流れに乗るTeslaの動きに今後も期待が高まります。
翻訳記事元
http://techcrunch.com/2015/03/17/elon-musk-says-tesla-will-be-the-leader-in-autonomous-cars/
HackLetterのライター兼エンジニア/大阪大学に在学しトルコ語というまず誰も学ぼうとしない言語を専攻する変人。またメガネ掛け機とよばれるほど、メガネをこよなく愛している。趣味はスタバでコーヒーを飲みながらMacで作業することのため意識が高い学生と勘違いされがちである。現在大阪の某スタートアップでエンジニアとして修行中。人々の生活を楽しくするサービスを作ることを目指し今日もスタバでコーヒーをすする。