Facebook, Twitter, Instagramなど現在様々なSNSがあり、あなたも何かしらのアカウントを持っていることでしょう。しかしあなたの死後そのアカウントはどう管理していけばいいのでしょうか?今までFacebookはユーザーの死亡が確認された場合そのアカウントを停止していました。しかし先日Facebookは”レガシーコンタクト”という新機能を追加することを発表しました。
レガシーコンタクトであなたは死後のアカウント管理者、いわゆる相続人を設定することができます。相続人は故人の許可があればプロフィールをアップデートしたり写真のダウンロード、友達リクエストの承認などができます。また友達が故人のタイムラインにコメントを投稿することは可能ですが故人の個人メッセージを見たり投稿に手を加えることはできません。
サンノゼに住むFrances Herbertさんは3年前に兄弟を亡くされました。彼のFacebookアカウントは放置されたままで、なかには彼が亡くなったことに気づいていない人もいました。Facebookにアカウント凍結を申請する時Herbertさんはその決断を独断で下していいものか悩んだそうです。「自分の死後にアカウントを管理してもらう人を一人指名しておくのはいいことです。」とHerbertさんは言っています。
ユーザーの死後、アカウントをどのように扱っていくかは特にSNSを扱う企業で問題になるでしょう。Facebookは解決策としてレガシーコンタクトを採用しました。これにより故人のFacebookアカウントは一種の墓石のような役割を果たすようになるのかもしれません。Facebookに詰まっているその人の人生を振り返ることで笑ったり泣いたりコメントを投稿したりして故人と接することができるでしょう。
翻訳記事元
http://www.siliconvalley.com/ci_27516187/facebook-users-face-choice-about-digital-afterlife
HackLetterのライター兼エンジニア/大阪大学に在学しトルコ語というまず誰も学ぼうとしない言語を専攻する変人。またメガネ掛け機とよばれるほど、メガネをこよなく愛している。趣味はスタバでコーヒーを飲みながらMacで作業することのため意識が高い学生と勘違いされがちである。現在大阪の某スタートアップでエンジニアとして修行中。人々の生活を楽しくするサービスを作ることを目指し今日もスタバでコーヒーをすする。