今、注目のイスラエル投資をまとめてみた

今、注目のイスラエル投資をまとめてみた

今、イスラエルへの投資が注目されていることをご存知だろうか?

11月2日に三菱UFJキャピタルがイスラエルのVC、「ヴィオラ・ベンチャーズ」の投資ファンドに約5億7000万円の出資を発表したことが記憶に新しいだろう。

そして昨年、2016年の投資データを見ると、日本からイスラエルの投資は222億円となっているが、それよりも驚くべき数値は中国からの投資額だ。

その額、なんと2兆円にも上る。

 

海外からのイスラエルへの投資額のデータを見てみる。

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Strategic Investment Partners Inc.より

 

2016年度の総計は$4000Mとなっており、右肩上がりの数値を記録していることがわかる。

 

また、スタートアップだけではなくGoogleやFacebockといった有名企業も多数、イスラエルに拠点を持つ。

企業

 

ではなぜ、イスラエルがこんなにも注目されるのだろうか?

調査してみると、4つの特徴があることがわかった。

 

1スタートアップが毎年1000社も創設される土壌

2地理的に狭い場所に企業が集中している

3テクノロジー関連人材が約23万人もいる

4アイディアコンテストなどを多数実施

 

幅広いアイディアを生み出す土壌があり、それを活かす人材があり、それにより多数のスタートアップが生まれ、密集しており、そしてまた新たなコラボレーションやアイディアが生まれること。

それが今イスラエルが注目の的になっており、成長し続ける要因である。

 

以下に、11月に資金調達をしたイスラエルに本社を持つ企業をまとめてみた。

イスラエル

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合計21社の企業が、総計$161Mの資金調達を行っているが、これらの企業のうち多くはシード、シリーズAの資金調達を行っており、将来に期待されている段階に留まっている。

技術領域も、ライフスタイルアプリケーションから、ヘルスケアまで多岐に渡っているが、ヘルスケアやFinTech、Security分野が多い。

 

そこで、一体どの企業がイスラエル競争に勝利するのだろうか。

筆者が注目するのは、顔認証に関するセキュリティシステムを提供しているD-IDだ。

11月3日にAppleから顔認証を搭載したiPhoneXが発売された上、来年発売のiPadにも同様の仕様が実装されるのではないか、という噂もあり、今後スマートフォンのみだけでなく多くのアイテムに導入が予想される顔認証システム。

そのセキュリティシステムは今後必須な分野だ。

 

イスラエルのスタートアップ企業たちは、12月に入ってからもすでに8社が資金調達を行っている。

今後も伸び続けるであろうイスラエル投資の動向から目が離せない。