2017/2/17
GM、 2018年までに自動運転の試験走行台数を急増
GMは、2018年までに、自動運転車の生産と、試験走行量を急増させることを発表した。同社はカーシェアリングサービスを提供する、Lyftとパートナーシップ契約を結んでおり、2020年までに他の自動車メーカーよりも、自動運転車の試験走行数で優位に立つ戦略である。同社の代表する自動運転車は, CheveroletのBoltであり、Lyftのサービスを通して、アリゾナ、サンフランシスコ、デトロイトなどで試験走行する形となる。
Toyota , GM, Lyft が自動運転に対する法律の緩和の申し出
Toyota, GM, Lyftが、自動運転に対する法律を、アメリカ全土で統一し、さらに緩和をすることを政府に要請した。自動運転の発展には欠かせない、公道での試験走行が、交通上の取り決めや法律により、州によっては実行が難しいという問題に対する懸念が高まっている。また、カリフォルニア州などもミシガン州などと比べると、規制が厳しく、地域によって差がありすぎる現状に対する不満が募っている。
2017/2/18
自動運転のカーレース、衝突に終わる
ドライバーが乗っていない車のレースである、ロボレースがブエノスアイレスで行われた。このレースは、サーキット上を無人のロボットカーが、平均毎時115マイルという速さで競い合うレースであり、主にロボットの技術力を試す競技である。このレースで、レースに参加した車が急カーブでハンドルを切りすぎたために、サーキットの壁に衝突し、炎上するという結果に終わった。現在の自動運転の技術力の欠陥を示すものとなったが、さらなる発展に期待したい。
2017/2/19
Ford, 自動運転のエンジニアが試験走行中に居眠り
Fordが新たな問題に直面している。自動運転の試験走行中に運転席に座っているエンジニアが居眠りをしてしまうという問題である。通常、エンジニアは、自動運転機能の不具合で手動でのハンドル操作が必要な時に運転するという役割を担うが、自動運転機能の発達により、エンジニアも機能自体を信頼しすぎてしまう傾向にあるようだ。これは未来の自動運転社会にも言えることであり、完全な自動運転を目指す上で、考慮すべき問題である。
2017/2/21
Uber, アリゾナ州で乗客を乗せた自動運転タクシーを試験走行
Uber が、アリゾナ州で乗客を乗せて、自動運転車の試験走行を始めた。運転席と助手席には、二人のエンジニアが乗車し、いつでも手動でのハンドルやアクセル操作が可能となっている。この自動運転タクシーを使ったサービスは、去年の9月にピッツバーグで開始され、今回のアリゾナが2番目の地となる。カリフォルニアでの自動運転に対する規制と比べ、アリゾナはかなり寛容的であり、このサービス開始につながった。
2017/2/22
Tesla, さらに3つのギガファクトリー建設の予定。
Teslaは、生産する電気自動車の需要の高まりにより、電気スタンドのエネルギーの供給に必要なギガファクトリーを、さらに3つ建設する可能性を示した。ギガファクトリーの建設予定地はまだ未定である。テスラの発表によると、新モデルである、テスラ3の予約注文が400,000件も入っており、今期のモデルx、sの注文も前期に比べ、42%も上昇している。増加する電気自動車の需要に、エネルギー供給は追いつくのか?
2017/2/23
Waymo, UberとOttoを起訴
Waymoが、Uberの傘下であるOttoを、LiDARのデザインを模倣したとして、起訴した。LiDARはレーザーベーステクノロジーであり、自動運転車のいわゆる’目’となる役割を果たす非常に重要な部分である。このLiDARに関するデータを、Waymoの元社員であり、Ottoの創設者である、Anthony Levandowski が、Waymo退社時に社内のパソコンから14000ものファイルをダウンロードして持ち去ったという疑いがかかっている。このLiDARのデザインはWaymoが特許を持っている。