日本ではそこまで馴染みがないが、世界的には無くてはならないサービスへと進化しているUber。
その企業価値は約6兆5000億円とも言われている。
Uberがこれほどまでにユーザーに刺さっている理由はたくさんあると思うが、その理由の一つに双方向の評価システムがある。
Uberは、一般のドライバーが目的地に向かいたい乗客をタクシーのように配送するサービスだ。
基本的にドライバーも乗客も“いい人”であることが大前提とされているが、中にはサービスが悪かったり、運転が荒いドライバーも存在する。一方で乗客側も、無愛想な態度をとったり時間になってもUberドライバーとの合流場所に到着しないなど、マナーの悪い乗客がいるのも確かなのである。
そんな問題を解決するために、Uberではドライバー・乗客の双方向評価が存在する。
目的地に到着後Uberのアプリを開くと、乗客側のアプリ内に運転してくれたドライバーの評価ページが表示され、星5段階で評価をするよう求められる。目的地が間違っていたり運転が荒いなど問題があれば星3や4にするのである。(細い評価をすることも可能で、運転やサービス、会話などこまかく評価することも可能)同様にUberのドライバーも運転後、乗客の評価ページがアプリ内に表示され乗客の評価を行うのだ。
乗客がUberをアプリ内で呼ぶ際に、ドライバーとマッチングするとそのドライバー情報がスマホ内に表示され、そのドライバーの平均点数を見ることができる。ドライバー側もリクエストが来た段階でその乗客の情報をみることができ、悪い点数の乗客をスキップすることができるのだ。
さて、そんな双方向評価がなされているUberだが自分が他のドライバーに何点付けられているのかをチェックする方法が存在する。
こちらがUberの最初のページ。左上のメニューバーをタップする。
Help内のAccount and Payment を選択。
Account and Payment 内のAccount settings and Ratings を選択。
I’d like to know my rating を選択すると以下のページが。
こちらのSubmitボタンを押すと、自身の点数が表示される。
幸いにも私の点数は4.92。なかなかの高得点で一安心。
乗客の点数には、社内でのマナーであったり、時間内にUberドライバーとの合流場所に着いていることが関わるそう。
Uberを使われている方は一度ご自身の評価を確かめてみてはいかがだろうか。
慶応大学を休学し、シリコンバレーに一年間留学中。
起業家へのインタビュー、大手米国企業のリサーチを精力的に行う。
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