今週、次期大統領選に立候補しているクリントン氏が米国で挑戦する者にとって目が離せない重大な政策を発表した。

米国大学でSTEM分野(コンピューターサイエンスや数学などの理系分野)で修士号、もしくは博士号を取得した留学生に対し、自動的にグリーンカード(永住権)を支給するという政策だ。

 

これまで留学生が卒業後、米国で就職をする際に取得していたのが、H1Bビザで就労ビザに値するものである。2013年よりこの就労ビザは抽選形式となり、留学生は米国に滞在できるか否かを運に任せるしかなった。この政策は米国での就職を夢みて渡米して4年間、米国民に比べ高い授業料を払い続けてきた留学生にとっては悲惨であり、交通道路を封鎖するデモを行う学生もいたほどである。

筆者の知人にもコンピューターサイエンスで修士課程を終了した学生がAppleやGoogleなどといった大手IT企業から内定をもらい惜しくも、抽選に外れ、帰国を余儀なくされた学生は少なくない。留学生が学生ビザを取得する際に米国大使館に趣き、”卒業後、米国で働くつもりはない。米国で得た知識を自国に持ち帰り自国の発展に活かす”と半強制的に誓わせられるように、米国政府にとって留学生は大金を落としてくれる、外国人であるのである。

 

そんな中、クリントン氏が発表した政策は留学生にとってはなんとも嬉しいニュースである。

また、クリントン氏は米国の投資家から出資を受けているスタートアップに対して、スタートアップビザなる政策も提案している。優秀な人材を世界から輸入することによって輝かしい経済発展に成功したシンガポールのように、今後米国は留学生、起業家にとって優しい環境に今まで以上になるのであろうか。今後のクリントン氏の動きに目が離せない。


REPORTER/@tomura

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