車運転時の左折はニューヨーク市のような繁華街では特に危険だとされている。その具体例として、WNYC dataによれば、昨年ニューヨーク市で17人の歩行者と自転車に乗っていた人3人が車の左折事故で亡くなっているそうだ。
左折での死亡事故を減らすために、NYC職員の何人かが7月1日にグーグルに宛てて、グーグルマップに左折の回数をできるだけ少なくして目的地までたどり着けるような道をさらに増やすように求める手紙を出した。
NPRによれば、25%の歩行者を含む全ての自動車事故は左折によるものだという。
さらに、この事故を減らすために、New York Timesによればニューヨーク氏の運輸省は今、交差点の再設計や歩行者信号の継続時間を延ばす取り組みを行なっている。
グーグルマップに左折の少ない道を提示させる機能を付けるというプロジェクトは不可能ではない。グーグルマップは今までに必要に応じて何度も微調整や機能を改訂してきた。例えば、先月にはグーグルマップと連邦鉄道管理局が共同で、踏切に近づいたら自動車運転手に通知するという機能を開発することを発表した。
グーグルは今回の申し出に対してまだ答えは出していないが、人々からの期待は高まっている。
http://mashable.com/2015/07/11/nyc-google-maps-left-turns/
今年3月からサンノゼ州立大学に1年留学する大学3年生。世界中の人々が自分の願いを見つけ、その願いを存分に生きることができる世界をつくることを念頭に、通訳士を志望する。趣味は音楽でミスチル信者。