『「熱中」できることをやれているか? サイバーエージェント編集者が考える就職活動』

『「熱中」できることをやれているか? サイバーエージェント編集者が考える就職活動』

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名前:大木一真

出身大学:立教大学法学部政治学科

就職先:株式会社サイバーエージェント

 

1993年、福島県出身。立教大学在学中に休学をして渡米。教育支援を行うNPO、College Trackでインターンシップを行う。インターンシップや起業など、在学中に多くの活動に挑戦、その後、株式会社サイバーエージェントに入社。現在は同社で新メディアの立ち上げに従事している。

 

<記事ダイジェスト>

1:「熱中」できることをやれているか?

2:この会社を選んだ理由

3:人生の設計図はいらない!? キャリアについて考える

 

1:「熱中」できることをやれているか?

ーー在学中の海外経験について教えて下さい

サンフランシスコにある、College TrackというNPOで約一年間のインターンシップをしました。アメリカの貧困層への教育支援を目的とした団体で、具体的な活動として、主に移民の親を持つの高校生を対象に、優秀な成績で大学に入学し、奨学金プログラムを受けられるように様々なサポート(推薦状の添削や、個別指導など)を行っています。

自分の業務として、始めはスタッフや生徒のサポートを行っていましたが、最後は自分のクラスを担当させてもらうことができました。

 

ーーなぜCollege Trackでインターンをしようと思ったのですか?

理由は大きく分けて2つあります。まずは場所。サンフランシスコはシリコンバレーもほど近く、IT企業が集中している。ちょっとミーハーですが(笑)、一度はITの最先端をいく場所を見てみたい、あわよくば働いてみたいとずっと思っていたので。

もう1つは、将来的に教育・キャリア支援に携わりたいなと。

EduTechなどの最先端の技術を利用した教育支援にも興味がありました。College Trackではウェブセミナーやネット上での進捗管理など、最先端のサービスを利用しながら生徒たちのサポートをしていました。また、日本の大学生がやっているようなOB訪問を、高校生のうちから積極的に行っていたのは驚きでしたね。

 

ーー在学中、様々な活動をされていたと思いますが、当時、就活への意識はありましたか?

特に意識してないです。留学もインターンシップも、就活のネタ作りではなく好奇心のままに、やりたいことをやっていました。

就活のために、「無理して」何かをする人は正直アホだと思います。時間がもったいないし、大して深い動機もないからだいたいは結果が伴わない。

それよりも大学生のうちは好きなことに「熱中」したほうがいい。スポーツでもいいし、読書でもいいし、世界一周でもマクドナルドのアルバイトでもいい。

自分はけっこう飽き性な性格なので同時並行的に色んなことに「熱中」しました。

演劇サークル、議員秘書アルバイト、バックパック旅行もしたし、民泊関係で起業の真似事も。

仕事においても、「熱中」することって重要な要素だと思うんです。だから何かに「熱中」する経験を学生のうちにしておくのは大きなアドバンテージになるはず。

僕の場合、いろんなジャンルに「熱中」した経験が、今の「編集者」としての仕事に繋がっているなーと感じてますし、なにより、今この仕事に熱中できているという実感があります。

 

2:この会社を選んだ理由

ーー大木さんの働くサイバーエージェントの魅力を教えてください

手をあげて、しっかり発信して実績を残していれば、やりたいことをやらせてもらえる懐が大きいところですね。新規事業コンテストや「あした会議」など、様々な手を挙げやすい仕組みも整っていますし、なによりそれを尊重する文化がある。だからやりたいことをやりたいわがままな自分(笑)にはあっていました。

 

3:人生の設計図はいらない!? キャリアについて考える

ーー今の日本の就職活動の問題点を教えてください

日本の就職活動って、20代で〜をして、30代で〜をして、というような「人生の設計図」を描けていることを強制する文化というか、圧力がありますよね。自分も就職活動中はそれに染まりかけました。しかし、実際に働き始めて、目の前にある仕事に向き合う、「熱中」することの重要さに気付かされました。

少し前に「計画された偶発性」というキャリアの考え方が流行ったように、キャリアは人との出会いやふとした思いつきで大きく変わることが往々にしてあります。設計図なんて持っててもだいたいは思い通りにいかないし、それにとらわれて思考の幅が狭くなる危険もある。それよりは目の前のやりたいことに熱中して、自分の中で「経験資産」を蓄積していく。そしてそれを今後のキャリアに活かしていく、という考え方が今後ますます主流になると思います。

 

ーー今後の展望などはありますか?

向こう2,3年はウェブメディアの編集者として、コンテンツマーケティングのスキルを磨きたいと思っています。その後はわかりません。(笑)もしかしたら会社を作っているかもしれないし、フリーランスとして活動しているかもしれない。その時の考え方や状況次第です。

 

ーー読者の方々へメッセージ 〜すべては自分に自信を持つことから!〜

とにかく自分に自信を持って欲しいです。自信をもって生きている人、自分のやりたいことを自信を持って熱中している人は、やっぱり強い。とにかく大学生のうちは今はやりたいことに素直に向き合って、熱中してみてください!就活の時に振り返ると、それが大きな「資産」になっているはずです!

 

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<関連リンク>

サイバーエージェント:https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/

カレッジトラック:https://collegetrack.org

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