Softbank Vision Fund——— 創設時に巨額のファンド規模で世界に衝撃を与えたことは記憶に新しい。世界中のメディアからも度々スポットを当たっているため、同ファンドの名前を知っている方は多いだろう。しかしその一方で、実は詳細はよく知らないという方も一定数存在するのではないだろうか。今回は、Softbank Vision Fund にの基本部分をおさえたスピード解説をお届けする。

 

Softbank Vision Fund 概要

Softbank Vision Fundは、「次世代のイノベーション」という壮大なテーマのもと、2016年10月に発表され、2017年に発足した。発足後、注目を浴びたのは、その巨大なファンドサイズである。10兆円というファンド規模は世界有数のVCの総額をも超えるものであり、長らくシリコンバレー一強だったテクノロジー業界のダイナミクスに一石を投じることとなった。

同ファンドには、サウジアラビア王国とアラブ首長国連邦アブダビ首長国の政府系ファンド、Apple、クアルコム、鴻海、シャープなどが出資している。

また、同ファンドのHPでは、創設の目的について

情報革命の次の段階の基盤となり得る事業の構築のためには、これまでにない大規模かつ長期的な投資が必要であるという確固たる信念の下、次世代のイノベーションを引き起こす可能性のある企業やプラットフォーム・ビジネスに対して投資を行っています。

と発表している。

 

どのような企業に投資しているのか

投資領域については、

より大規模かつ長期的な投資活動を目指し、IoT(Internet of Things)、AI(人工知能)、ロボティクス、モバイルアプリケーションおよびコンピューティング、通信インフラならびに通信事業、計算生物学、その他データ活用ビジネス、クラウドテクノロジー、ソフトウエア、消費者向けのインターネットビジネス、金融テクノロジーなど広範囲のテクノロジー分野において、上場・非上場、保有株式割合の多寡を問わず、新興テクノロジー企業から大企業まで、投資を行っていきます。

としており、情報革命に向け、全精力をあげてキーアクターとしての立ち位置を確立に取り組む様子が伺える。

主な投資先としては、インドEC業界の最大手Flipkart、AIの技術による安全運転支援サービスを開発するNauto、半導体GPUを開発しているNVIDIA、ビジネスコミュニケーションツールSlack など、世界で今まさに存在感を示している企業が名を連ねる。

 

まとめ

ソフトバンク社の孫正義氏は今年5月、「ビジョンファンド2号も確実にあるだろう」と公言している。時期については明示していないが、「近いうちに」と述べているため、こちらにも注目しておくべきだろう。

同氏は、自身を「ユニコーンハンター」と呼ぶこともあるほか、海外からも「Visionary Investor(明確なビジョンを持った投資家)」として高い評価を受けている。起業家と会う際は、開始数分で投資するか否か決断を下すといい、時には起業家が最初に提示した金額より、もっと多くの金額を受けるべきだと助言することもあるそうだ。

テクノロジー業界に風穴を開けた孫氏。同氏がどんな未来を見ているのか、そしてSoftbank VIsion Fundの投資先は、いかにして世界を前進させるのか。我々はまさに時代の転換期を生きているのである。

 

動画も併せてご覧ください。

参考:https://group.softbank/corp/business/svf/

https://www.reuters.com/article/us-japan-conference-son-softbank-group/softbanks-son-says-new-vision-fund-to-be-set-up-in-near-future-idUSKCN1IG13E

 

 

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