昨今、仮想通貨業界において多用されるブロックチェーンという分散型ネットワーク。

この技術は仮想通貨だけでなく、今後様々な分野において応用されるものとなる。

その中の例の一つとして今回はモビリティーに注目する。

 

なぜMobility×Blockchainなのか?

 

ブロックチェーンが可能にすること

・データの統合と改ざん耐性の強化ゆえに信頼性の向上

・分散化、P2Pでの取引

・コスト削減

IBMとWalmartの共同実証実験では

マンゴーのリコール時に不良品がどこからきたのか把握するのに従来6日かかっていたものが2.2秒で発見することが可能になった。

・保険詐欺の削減

・安全性の向上

 

まず、これからの時代の流れを簡単におさえておこう。

時代の流れとしては、

・デジタル化は人の働き方、移動の仕方、生活などに大きな影響を及ぼす。

・モビリティーはさらに効率的、混雑を減らし、安全にしていかなければならない。

・Ride-sharingサービスはコンシューマーのニーズと所有権に関する新しい考え方を創り出している。

 

このような流れからブロックチェーンを使ってこれからの社会がどうなっていくか?

・自動車から取れるデータを活用したビジネスが加速しそう。

・リコールなどの問題発見が一瞬になりそう。

・乗り捨てカーの時代になりそう。

 

ブロックチェーンはどのように使えるか?

・ブロックチェーン上では、改ざん耐性が担保されたまま(理論的には改ざんは可能だが)データが同期される。

・誰でもブロックチェーン上の情報を見る・書くことはできるが、改ざん・複製することはできない。

・パブリックブロックチェーン、コンソーシアムブロックチェーン、プライベートブロックチェーンの3種類があり、閲覧・書き込み権限を制限できる。

・中央管理者がいない状態でのプレーヤーによる透明性の高いシェア。

これらから次に実際の実用事例を紹介する。

・ブロックチェーンベースの支払いシステムであるCar eWalletでは、電気自動車の「on-the-go charging」を低コストかつ安全性の高いものにしている。

・保険の面では、過去の運転、使用用途、運転技術などのデータ取得により保険がよりパーソナライズ化する。

BOSCHやVolkswagenでは、もうすでにブロックチェーンを導入する動きが活発に見られている。

ブロックチェーン技術がモビリティーや医療、そのほか様々な分野において人々により安全で快適な社会を提供してくれるだろう。

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