Berkeley Hass ベイエリア人気No.1ビジネススクールの魅力<前半>

Berkeley Hass ベイエリア人気No.1ビジネススクールの魅力<前半>

スーパーボウルを目前にしたある晩のこと。まさにリーバイススタジアムのお膝元のとあるホテルで開催された、UCバークレーMBAコースの説明会。今シリコンバレーで求められている人材とは何か。なぜ今バークレーで学ぶべきなのか。元ゴールドマンサックスNY常務取締役の学長が熱く語っていた。


まず事前に説明会の予約を入れていたので、ホテルの会議室前で登録を済ませた。ふと横を見て驚いた。スタート時間が6時からということもあり、夕飯をどうするか?などと考えていたからだ。なんとそこには軽いスナック、さらにはアルコール類まで揃えてあった。さすが世界を誇る学校なだけある。まだ出願するとも分からない人間に対してもサービスが手厚い。

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充実したアルコール類

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スナックのみならずチーズも豊富

100人程入る会場は殆ど満員。やはり人気の学校なだけある。国籍はざっと見たところアジア人(インド人も含む)が半数以上だ。開始まで時間があったので配布された資料に目を通す。(配布された資料はこちら

 

フルタイムMBAは2年間で取得を目指すコースで、入学者の平均勤務年数は5年間とされる。

一方、パートタイムMBAは3年間で取得を目指すコース。入学者の平均勤務年数は7年である。

 

ほどなくして学長の話が始まった。

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“where you want to go”

入学してすぐに取得できる事は沢山あります。まさに習った事をすぐに実務に反映できる内容なのです。リーダーとして何が出来るのか?自分は何の為に存在するのか?と考えている生徒もいるでしょうが、”目標はここにある!”と明確な人ですら、もっと広い世界があるのだということに気がつきます。長期目標はもちろん大切ですが、バークレーでの文化は価値観をも変えます。当校の基礎にあるものは生徒同士の化学反応、そして文化融合でしょうね。皆さんにもっと自信を持って欲しいのです。素晴らしい仲間との出会いがあるのです。

 

“there is gotta be better way to do this”

今の時代に必要とされているのは、より最良の方法があるはずだという考えを持てる人間です。常に生徒主体のプログラムですし、これを通じで自分を超えて行ける、そしてリーダーシップを身につけてもらえるはずです。

 

もちろんキャンパス環境は最高です。バークレー校を利用しますからね。素晴らしい教員も揃っていますし、万が一専門外の内容が知りたくなった場合、校内の教授に協力してもらう事も可能です。また、ワシントンで働くCEOにその州のトレードポリシー、規制、税金について学んだりと、当校卒業生であるCEOに直接話を聞く事も出来ます。全授業のうち25%程がイマージョン週間といって、およそ7〜8人のCEOに出会い、それぞれ1時間程コーポレートデザインなどを話し、その後クラスに戻って議論する期間となります。もちろんそれ以外にも、どのようなプログラムにも対応できる体勢でいます。サンディエゴやシアトルでのコミュニケーションクラスを取得する事も可能ですし、学びたい事がなければ、たった一人の為にクラスを作る事も出来るのです。

 

さて、自分の事について考えたとき、履歴書に”やりたい事はこれだ!”と明確に書いてある人間が求められているのでしょうか?”その仕事が終わったら、何をしたいですか?”という質問に答えられる人間が今まさに求められているのです。そして、社会はリーダーを必要としているのです。

 

ここ5年から10年の間、フルタイムMBAは仕事のサポートくらいにしかならないと思われていました。しかし現在は違います。キャリアサービスの一つとして一番にあげられるのは、まさにネットワーキングなのです。当校卒業生のネットワークにアクセスできますし、エンタープレナーに対する投資の可能性も多く有ります。まさに様々な分野にコネクションが出来る訳です。シリコンバレーにある訳ですから、この土地の理は最大限に活かしています。ランチタイムには起業家などのゲストスピーカを呼んでカジュアルな話もできますし、例えばサンフランシスコで開催されていて、私が個人的に楽しんでいるスコッチテイスティングの会に同行してもらってもかまいませんしね。

 

夜間コースでも、もちろん生徒同士の親密度はあがりますが、特に3週間に一度開催の週末コースは木曜日から土曜にかけて泊まりがけでのコースですので、生徒間の親密度はかなりあがります。卒業するころには、もう旧知の親友になっていますね、皆さん。


後半は卒業生の話です