CES2016にて大注目!?アツ過ぎる10のスタートアップたち!

CES2016にて大注目!?アツ過ぎる10のスタートアップたち!

世界最大のコンシューマ・エレクトロニクス見本市であるCESが今年も1/6〜1/9にかけて米ラスベガスにて開催された。このイベントのために1年間尽力してきたスタートアップも少なくないだろう。独自のテクノロジーを駆使して製作された画期的な新デバイスを展示し、大企業やVCからの投資を夢見る約800ものスタートアップがそこにはあった。そこで今回はそんなテクノロジーの一大イベントCESにて見事栄冠を勝ち取ったアツ過ぎる10のスタートアップたちを紹介しよう。

1. StoreDot

storedot
リンク: http://www.store-dot.com
画像元: http://www.store-dot.com
最初に紹介するスタートアップは意外にもイスラエル発のスタートアップ「ストアドット」だ。このスタートアップは主にナノドット電池を開発中である。ナノドット電池は、スマートフォンの充電に使われ、約30秒間でスマホのバッテリーを満タンにすることが可能である。「ストアドット」はナノドット電池を将来的にはスマホだけでなく電気自動車の充電器へ搭載することも計画中であり、CES2016では約7600万ドルもの投資を受けた。イスラエル発のアツ過ぎるスタートアップの今後の展開に世界の投資家の注目が集まる。

2. Indiegogo

indiegogo
リンク: https://www.indiegogo.com/
画像元: https://www.indiegogo.com/
次に紹介するのは、米サンフランシスコに拠点を置くクラウドファンディングサービスの「インディーゴーゴー」だ。このスタートアップは2008年に設立されたが、当時から新計画の立ち上げや新製品の生産の際の資金調達のプラットフォームとして人気を馳せていた。CES2016では19もの投資家から約5650万ドルもの投資を受け、CESの参加企業の中でも最も投資を受けた企業の1つであり、活気みなぎるスタートアップだ。

3. Ultrahaptics

Ultrahaptics
リンク: http://ultrahaptics.com/
画像元: http://ultrahaptics.com/
お次はイギリス発のスタートアップ「ウルトラハプティクス」だ。このスタートアップは「触らずに感じる」をテーマとし、我々が日常で使っているデバイスを超音波のテクノロジーから変換することをミッションとしており、サウンドの立体化を図っている。この技術は、デジタルデバイスに革命を起こすだけでなく、VRの開発にも大いに貢献される。CES2016では2つの投資家から約1561万ドルの投資を受け、デバイスの革命やVRの進展の中核として注目されるホットなスタートアップだ。

4. TandemLaunch

tandemlaunch
リンク: http://www.tandemlaunch.com/
画像元: https://www.prlog.org/12279269-canadian-consumer-electronics-incubator-tandemlaunch-grows-investment-capacity-with-new-fund.html
次はカナダ発のスタートアップ「タンデムローンチ」である。このスタートアップは、何かテクノロジーを開発したりクラウドファンディングを行う、いわば俗に言う「スタートアップ」とは違い、他のスタートアップにメンターやソースを送っている。CES2016では約1470万ドルの投資を受けた。今までのスタートアップとは業種が一味違う「タンデムローンチ」の今後の展開に目が離せない。

5. UniKey

unikey
リンク: http://www.unikey.com/
画像元: http://www.prweb.com/releases/2015/08/prweb12914840.htm
次に紹介するのは、米フロリダ州ウィンターパークに居を構える「ユニキー」だ。このスタートアップは、セキュリティ対策としドアの鍵などに設置される手のひら認証や指紋認証機器を開発中であり、主にスマートフォンのBluetoothを使ったドアのロック機器に焦点を当てている。「ユニキー」はCES2016にて11の投資家から約1293万ドルの投資を受けた。セキュリティ対策が強化される今日、「ユニキー」独自のテクノロジーの需要の高まりが期待される。

6. FINsix

finsix
リンク: http://finsix.com/dart/
画像元: http://vms.mit.edu/finsix
もしあなたが今使っているPCの充電器に不満があるのなら「フィンシックス」製の充電器の購入をオススメする。「フィンシックス」は世界最小のPC充電器の生産に特化しており、軽くてコンパクトなため携帯に最適だ。ビジネスにおいて長時間PCを使用される方もこの充電器を購入すれば、PC充電器の持ち運びに対する抵抗も薄れていくだろう。そんな「フィンシックス」はCES2016にて3の投資家から約1220万ドルの投資を受けた。機械の軽量化は誰もが求めるもの。世界最小のPC充電器の需要はこれからより一層高まるだろう。「フィンシックス」の今後の動きに注目したい。

7. Ecovent

ecovent
リンク: https://www.ecoventsystems.com/
画像元: https://www.ecoventsystems.com/
「エコベント」は家庭にある冷房や暖房から生じる諸問題の解決に尽力している。無線の通気口とセンサーの組み合わせた独自のシステムを利用することで、同じエアコンを使っていてもスマホやタブレットを使って部屋ごとに温度調節を行うことが出来るため、ある特定の部屋だけ寒過ぎたり暑過ぎたりすることがなくなる。「エコベント」はCSE2016にて6の投資家から約970万ドルの投資を受けた。エアコンの温度調節の困難は過程において厄介な問題なためサービスの需要は高まるだろう。今後の新サービスにも期待したい。

8. Owlet

owlet
リンク: http://www.owletcare.com/
画像元: http://miller.byu.edu/the-final-event-2013/owlet-logo/
今やテクノロジーは世界中の誰にとっても身近な存在である。そしてそれは生まれたばかりの乳幼児にでさえ当てはまる。「オーレット」は米ユタ州にベースを置くスタートアップであり、乳幼児のモニタリングサービスを提供している。スマホやタブレットを使って乳幼児の心拍数や呼吸をチェックすることが出来、さらにSIDS(乳幼児突然死症候群)の予防にもなるという。「オーレット」はCES2016にて6の投資家から約897万ドルの投資を受けた。「オーレット」のサービスは乳幼児の死亡率の高い発展途上国での需要が期待される。

9. Omni

omni
リンク: http://www.virtuix.com/
画像元: http://www.whosurmuse.com/virtual-gaming-arrives-ces-2015/
次に紹介するのは米テキサス州オースティンに本社を置く「オムニー」だ。「オムニー」はVR開発に焦点を当てており、専用の機械を使うことで実際に走ったりジャンプしてしまうほどリアリティーな世界を体験することが出来る。「オムニー」はCES2016にて15の投資家から約838万ドルの投資を受けた。昨年はVRに目が離せなかったが、今年もVR市場は依然として高まる一方だ。「オムニー」の画期的な発明に世界が目を見張る日は近いかもしれない。

10. Samba TV

sambatv
リンク: https://www.samba.tv/
画像元: https://www.samba.tv/
最後に紹介するのはサンフランシスコ発の「サンバTV」だ。「サンバTV」はスマートTVアプリケーションを提供する。これはセットトップボックスを設置しても直接テレビにアプリを立ち上げても利用可能だ。インターネットの普及によりテレビ離れが加速する今、「サンバTV」はテレビに革命を起こせるか見ものである。

まとめ
今回紹介させていただいたのは、星の数ほどあるスタートアップの極一部だ。残念ながらCES2016にて投資を受けられなかったスタートアップの中にも今回記載させていただいたスタートアップに引けを取らない独自技術を備えたものが沢山ある。彼らは皆明日の世界をより便利かつ快適なものにすべく日々奮闘している。そんな彼らの刺激を直接的に受けられるのが私のいるシリコンバレーだ。今年はどんなスタートアップがブレイクし、世界中の注目の的になるのか?今年もスタートアップから目が離せない。

今年ブレイクするスタートアップを予測した記事を書いてみた。 ご参考までに読んでいただけたら幸いである。
http://hackletter.com/p4111/

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