ポールグラハム氏が15才の少年に問われた質問とその解答がとても勉強になったのでこちらに要約します。15才以下でこの記事を読まれる方は少ないと思いますが、将来自分の子供に対する教訓にもなるのでご参考にされてください。
1 What are your thoughts on young kids learning to code?
/若い子供がプログラミングを習われることに対してどう思われますか?
私は全ての子供がプログラミングを学ぶべきだと考えています。正確な年齢はわかりませんが、プログラミングを学び始めるのには若すぎるということはないでしょう。
2 What do you feel the best way to teach kids how to learn is?
/どのように教えると良いでしょうか?
私は2人の自分の子供にプログラミングを教えてきました。経験上、感じた重要なことは学ぶことの面白さを伝えることです。それはプログラミングのみならず数学も同じでゲーム感覚で学ぶことは楽しいと子供たちが理解することが重要です。
3 What makes a good entreprenuer? Are these the type of people you accept into the program?
/優秀な起業家とはどういった人でしょうか?どういった人材がYコンに選出されるのでしょうか?
起業家といってもたくさんの種類があります。スタートアップの創業者に関して言うと、決断力と柔軟性を兼ね揃えた人が起業家としてふさわしいと思います。時にはピポッドしたり既存サービスを諦めたりする必要があるので、臨機応変に機転のきく人材が起業家として優秀と言えるでしょう。
現在は私はYコンでスタートアップの選出はしていませんが、そのような人材がYコンの選ぶ起業家として優秀な人材です。
4 Should all young people be entrepreneurs, and why?
/若い人はみんな起業すべきですか?
ほとんどの人は起業家として向かないからです。起業家が天職と言える人は世界の1%以上もいないでしょう。若くして起業すべきではないと思います。なぜなら、起業するにあたって多くの機会を失うからです。何を失うか理解する以前に起業することを私お勧めしません。
23歳になるまでは起業せず、多くの世界を探検することをお勧めします。
5 Is there anything else that isn’t taught to young students that you wish would be incorporated into the material, or any other thoughts on education?
/他に若い学生に対して思うこと、望むこと、また教育に関して思うことはありますか?
たくさんありますが、私が学生にも1つだけ伝えるとするならば、学校では自分の人生に最も重要なことは教えてくれないと気づくことです。未来のためにも、私たちのような大人が情熱をもって、このような教育のカリキュラムを変えていかなければいけません。
resource: Paul’s blog
writer: @tomura
ceo of hackjpn