Appleが新しいApple TVに関して言及していない7つのこと

Appleが新しいApple TVに関して言及していない7つのこと

Apple TVは単なる道楽ではなく、もはや革命と言っても過言ではないのではなかろうか

一見しただけではほぼ完璧のようにも思えてしまうが、実はこの最新版のApple TVには問題が山積みなのである。

 

新版は以前の物よりも少しだけコンパクトではないが、新しい機能がいくつも追加されている。

Siri機能が付いた新しいコントローラーも開発され、特にゲームなどの新しいアプリも作られた。

これはAppleが考え得る、テレビを使った生活の雰囲気ををまるまる変えてしまう力を持っている最高のセットトップボックスであると同時に、まだAppleが詳しく述べていない欠点をいくつか秘めている。そのいくつかは、購入の意志を揺らがせてしまうこともあるかもしれない。

1. 4K動画を再生できない

 4K

IMAGE: APPLE

Apple製品の中でも、4K動画を映せるものとそうでないものがある。iPhone 6Sと6S Plusのカメラは4Kの解像度で動画を撮れ、iPad Proは4K動画で3つの4Kストリームを一度に編集することができる。しかしApple TVの最新モデルだとそのようなことはいっさいできない。

明確には、新版は1080pの解像度で、1秒間に60フレームまでしかカバーすることができない。もちろん、4Kのコンテンツがそこまで充実しているのかと言われればそうでもない。

しかし、もしユーザーオリジナルの4Kが将来のトレンドになるならば、新版はすでに時代遅れになっている可能性がある。

 

2.ゲームがそこまで立派なものではない(今のところは)

game

IMAGE: NATHAN WEYLAND/MASHABLE

Apple TVのゲームは、アプリのサイズが200MBまでしかないので、そこまで豊かな世界を提供してくれない。

ソニーのプレーステーションやマイクロソフトのXboxなどはまだApple TVゲームの台頭を恐れる必要はなさそうである。

200MBが今のところ限界だが、Appleは近い将来メガ数を増やしていく意向を見せている。家庭用ゲーム機は一般的にはギガバイトを必要とする。例えば、最も徹底的に画質にこだわった作品の一つ”Infinity Blade Ⅲ”は1.93GBである。

 

3.テレビの保護が保証されていない

remote

IMAGE: APPLE

皆さんは任天堂Wiiが人気の絶頂にあった時、ユーザーが使用しているWiiのコントローラーが手から外れて飛んで行ってしまい、多くの家庭のテレビが破損した事件をご存知だろうか。任天堂側の対応は、ユーザーたちに無料でシリコンのコントローラーカバーを供給し、手首からつるす紐をしっかりとつけるようにというアドバイスをすることであった。

Apple TVの新モデルはジャイロスコープと加速度計を搭載し、Wiiのコントローラーのように機能する。歴史は繰り返すとはよくいうものだが、非常に多くのユーザーがうっかりゲーム中にリモコンを投げてしまってテレビを壊している。それにも関わらずAppleは手首につけるひもとコントローラーを別々に販売している。なぜ2000億ドルの大手アップルがその大切な部分をおざなりにしてしまっているのかという疑問が自然に湧き上がる。

 

4.拡張メモリが存在しない

メモリ

IMAGE: APPLE

新版は32GBのものと64GBのものがある。高いギガ数を誇っているように見えるが、アプリや音楽をたくさんダウンロードしたい人にとっては非常に物足りないであろう。

ギガ数を増やせる方法があったらどんなに良いだろうか。新版の後部を見てみるとUSB-Cのポートがそこにある。皆さんはそこにUSB-Cのフラッシュドライブやハードドライブを差し込めばいいじゃないかと思うかもしれない。

しかし残念なことに、Amazon Fire TVとは違って、USBポートはアクセス不可能である。

 

5.コントローラーに充電が必要

charger

前のモデルのApple TVのリモコンはコイン電池を使っていた。Siriリモートと呼ばれる新版のリモコンは、取り換え不可能な充電式バッテリーを搭載している。

Siriリモートの底には充電のためのライトニング・ポートが付いている。Appleのウェブサイトでは、「USBケーブルのためのライトニング」が新版についてくるということを言っている。しかし、このライトニングがApple TV自体にプラグインできるUSB-Cケーブルであるかということについては不明瞭である。

 

6.サラウンド・サウンドがさらに強い

サラウンド・サウンドは、オーディオのセットアップがなされていれば素晴らしいものである。ホームシアターが好きで複雑なセットアップをしなければ気がすまない人は、新版の7.1サラウンド・サウンドを気に入るだろう。7.1のセットアップでの付属品の2つのスピーカーの音を聞き取ることができなくても、うそれでもサウンドが強いのである。

7.HDMIケーブルが別で売られている

HDMI-cable

Apple TVはテレビに繋げて使用するセットトップボックスなので、HDMIケーブルは必須のはずである。不可解なことに、5ドルのHDMIケーブルはまだ新版のApple TVと一緒に売られていない。

購入する前にもう一度様々な角度から情報を集めてみるのも良いかもしれません。

 

http://mashable.com/2015/09/11/7-things-apple-tv/#2IA.G639NPkN