第5章 最終消費者と購買行動

第5章 最終消費者と購買行動

4Psにおいて大切な事

価格が相応か

販売可能か

入手可能か

マズローの欲求段階

Maslow's

 

自己実現欲求:達成、自由、楽しみなど、自分の能力を発揮したい

自我欲求:自尊心、達成、他人からの尊敬など、集団から認められたい

社会的欲求:友情、地位、家族など、他人やグループと関わりたい

安全的欲求:安全、健康など、安心して生活したい

生理的欲求:食事、水、睡眠など、生きていく上で最低限の要求

人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、底辺の要求が充たされると、より一層上の段階の欲求をするというもの。心理学にのっとってマーケティングもされている。自社製品がどの欲求を満たすものなのかを理解して、プロモーション方法などの作戦を練る。

これはまさに普段の生活にも当てはまりますよね?最低限度の物さえ揃っていれば幸せだと思っていても、どんどん欲求はでて来る訳ですから。ここで教授から、広告を一つ取り上げて、どの階層を満たしているのか説明しなさい。という宿題がありました。私が選んだ広告はこちら。

 

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皆さんはどの階層を満たしていると思いますか?

ファミリーライフサイクルによる市場の変化

乳幼児→子供→大人(既婚者、未婚者)

年齢により欲しい物も変化する。さらに収入、学歴、によっても変化する。

では同じマンションに住む、年齢も収入も学歴も似た2家族。同じ間取りで車は2台ずつ。子供も2人。ひと家族は毎週末外出。ひと家族は家で週末を過ごす。同じライフサイクルだがライフスタイルが違う。同じようなプロモーションでいいのか?どのマーケットをターゲットにするのか注意する必要がある。

これもあるある!ですよね?例えば同じ会社の仲間でもお金の掛け方が違う。社宅でもよく聞く話かもしれませんが、「同じお給料なのに、あのお家海外旅行よく行くわよねぇ〜」「いつも高級車買っているわよ、あのお宅」のように、全く家族構成や収入や住居が同じでも、人それぞれお金のかけどころが違うのです。同じライフサイクルとひとくくりにしたプロモーションでは効果が低い。この市場の変化も、企業はしっかり研究しています。

購買プロセス

購入したい

関心/評価

①欲しいものを一から検索

②ある程度決まったものの中から検索

③いつも決まって購入するもの

購入

購入後の評価

最終的に私たち消費者がどのようなパターンで購入に至るのか。この行動をもとに、プロモーションを考えているのです。例えばいつも決まって買う牛乳などありませんか?これを変えようとする場合、新しいジュースを買う場合とはプロモーション方法が変化しているはずです。私たち主婦は無意識に買っている商品も沢山ある訳で、一度振り返って検索してみたら、安かったり便利だったり、今までと違う発見があるかもしれませんね。