Facebookの共同創設者であり、Tシャツを愛してやまないマーク・ザッカーバーグが今日、コロンビアに公会堂を設立した。国内の全ての人々に無料のインターネットアクセスを与えるという新提案の発表に加え、彼はインターネットの将来に関する質問にもうまく答えてみせた。 1人の熱心なコロンビア人が10年の内にFacebookがどのように変わると思うかと聞き、マークはそれをSNSの将来についてより幅広く述べるチャンスであると捉えたのだ。 主な傾向は3つ。
- より多くの人々がインターネットを使うようになるだろう。
- 私たちは従来の古いウェブインターフェイスよりも、写真やSMSを通じてメッセージを送るようになるだろう。
- コンピュータ処理の将来は、拡張現実である。
メッセージ交換の分野は、急速な発展を見せている。Facebookが所持するWhatsappメッセンジャーは送信されたメッセージの数でSMSを大幅に上回っているし、写真を通してのコミュニケーションであるSnapchatもものすごい早さで人気を高めているのだ。 文章は、インターネットの将来において減少していく部分なのかもしれない。例えばあのApple Watchも、ユーザーに振動を通して通信させることを約束している(あなたの鼓動を、他の誰かに、リストウォッチの振動として伝えるというような感じで)。
「人々が何かを共有する方法の多様性、人々がコミュニケーションを取りたいと思うような瞬間、そして人々がつながり続けるために必要とするツールは成長し続けていくだろうね。」ザッカーバーグはそれがFacebookにとっての大きな競争要因になるかもしれないということに気付きながら、そう説明した。
「想像出来ると思うんだ。これからの10年から15年の間に、より自然で、携帯電話よりもさらに私たちの生活に寄り添うようなプラットフォームが登場するだろうということを。」
ザッカーバーグの想像力はここで丸ごと引用しておく価値のあるものだろうから、ここで紹介しておこう: 「将来、私たちが身につけることの出来る何かを手にしているだろうということは簡単に予想出来ると思う。今存在しているいくつかのような、おかしな見た目のものじゃなくて、普通の眼鏡みたいに見える何かがね。そして世界で、あなたの周りで何が起こっているか分かるようになって、コミュニケーションが取れるようになって、下を見ることで会話を終わらせなきゃいけないようなことも無くなるんじゃないかな。」
世界最大のSNS、Facebookが創業されてから今年で11年目。約10年の間に、Facebookは私たちのコミュニケーションのあり方を大きく変え、SNSを使って様々なことが出来るようになった。使い方次第では、限りなく可能性やコネクション、ビジョンを広げてくれるSNS。今後10年、また更にその先も正しく活用していけるよう、あるべきコミュニケーションの形について、改めて考えてみたい。