サンノゼ州立大学留学記 語学学校編(後半) | Hack Letter

サンノゼ州立大学留学記 語学学校編(後半)

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皆さんこんにちは!最近はいかがお過ごしでしょうか?

こちらカリフォルニア州サンノゼ市は毎日のように晴天続きです。私は日本からこちらに来てから6ヵ月近くが経ちましたが、リアルな実感として、雨が降ったのは6,7日ぐらいしかなかったような気がします(笑) まさに常夏!!でも朝晩は昼間と比べてグーンと気温が低くなるので、こちらに来られる方は念のために暖かい服を何着か持ってこられるといいと思います。

 

では、前回の宣言通り、さっそくサンノゼ州立大学(SJSU)の語学学校の後半(レベル700)について語っていきたいと思います。

 

前回も申し上げたように、レベル700ではOral Communication、Written Communication、Grammar、Reading、そしてElective(私はAmerican Historyを取った)を受けました。レベル700から上のレベルに上がると、Global Issues、Silicon Valley Business、American Historyなどのインターナショナルスチューデント用の語学以外のクラスからもElectiveとしてどれか一つを選ぶことができます。

 

まずオーラルのクラスですが、さすが700、先生の喋るスピードが圧倒的に早い!まるで僕らインターナショナルスチューデントに恨みでもあるかのように…… 個人的には何かマシンガンに近いものさえも感じました。そのせいで、650から引き続き仲の良かった中国人の友達は「俺このクラスちょっと無理」と言って初日に抜けていってしまいました。しかし、早ければ3年後に通訳として職を得たい私としては、「今は全く先生の英語が聞き取れなくても、本気で耳の神経を研ぎ澄まして、少しずつ聞こえるようにしていこう」という心境とともに、なんとかこのクラスを乗り切ることができました。

このクラスは、教科書を使ったアメリカのレクチャー形式のリスニングの宿題、ミングリング、Ted Talk、アーギュメンタティブプレゼンテーションを主軸に進んでいきました。

教科書の宿題は、教科書についてくるCDのレクチャー形式のリスニングを聴き、整理されたわかりやすいノートを取る練習をし、そのあとそのリスニングに関する問題を解くというものです。その後、教科書にはまだ数人でグループを作ってリスニングの内容を語り合うためのディスカッションクエスチョンがあるので、授業に教科書を持って行ってそれを行ないます。レクチャーのお題は緑茶から宇宙までと幅広く、リスニングの人の声もノンネイティブが頑張れば聞き取れるぐらいの絶妙な具合になっているので、個人的にはお勧めです。ちなみに教科書の名前は”Leran to Listen Listen to Learn Third Edition”です。

ミングリングとは、入れ替わり立ち替わり、ある一人の人と1~2分くらい喋ったら、次の人とまた1~2分喋り……というふうに繰り返すことらしいです。これは話し好きの人にはたまりません。

Ted Talkは宿題とテストの二つに用いられました。宿題はある一つのTed Talkを聴いて、授業で配られた紙の問題を解くというもの、テストでは同じような問題用紙が配られてそれに授業でTed Talkを聴いたすぐ後に答えるというものでした。ちなみにその時に取ったノートも回収されます。

アーギュメンタティブプレゼンテーションは合計2回行われました。これは、論争の真っ最中にあるお題が書かれている紙を一人一枚選び、一回目のプレゼンテーションでは3分で大まかな構成を作ってほぼアドリブで自分の意見とその理由三つを発表するというものでした。私の受け取ったお題は、「男子校や女子校は、共学よりも良いか?」というものでした。私は、ほとんど共学がないサウジアラビアの学生たちの前で「やっぱり共学でしょ!だってどっちか欠けてたら精神衛生上よくないじゃん!」という曖昧な論を熱を持って語ると、意外なことに何人かはうんうんと頷いていました。もう一つの方は、数人の仲間たちと3週間かけてじっくりと取り組みました。私のグループは男二人のチームだったんですが、土壇場で彼がクラスをドロップアウトし、彼の選んだ「アメリカの警察は人を殺し過ぎか?」という内容のプレゼンを作らなければならなくなりました。このプレゼンの前提として、発表者は賛成反対のいずれかの立場を選べなければならなかったのですが、私のお題は単なるプロ・コンのテーマではないと思ったので、立場を選ばずにアメリカの警察と国民の関係の現状と、その解決策を述べました。幸いにも、語学のクラスでは笑いを誘うキャラとして扱われていた私は、場を白けさせることもなく終えることができました。その後、あらかじめ用意したディスカッションクエスチョンを3~4人のグループを作って語り合いました。意外にもアメリカで銃に関連する事件に立ち会った学生たちが15人中4人ほどいてびっくりしました。

 

ライティングではエッセイとリサーチペーパーの違い、パラフレイジングの練習、APAフォーマットというアメリカのリサーチペーパーの中での引用方法、リサーチペーパー2回分というものでした。しかし、それぞれ本番のドラフトを書くまでに2回先生に途中までのドラフトを提出して先生にアドバイスをもらうので、計6回分書いたことになります。

 

グラマーのクラスは個人的には最高でした。主にグラマー700では条件節に徹底的に取り組みましたが、中学・高校と全く受験を経験しなかった私にとっては頭の中で文法を整理整頓する絶好の機会となりました。

あとは、形容詞節、名詞節、副詞節などをグループごとに先生に変わって自分たちが他の学生に向けてPowerPointを使ってプレゼンテーションをしたのも楽しかったです。

 

リーディングの授業は画期的でした。先生は心理学を大学時代専攻していただけあって、引き込まれるような授業のやり方でした。

例えば、プロジェクターに映し出されたリーディングの記事を皆に1分半でスキミングさせ、その後記事に出てきた新しい単語とその意味の結びつけ問題、記事の何か所かに空欄があり、それを思い出して埋める問題、内容に関する質問に記事を見ないで答えるという問題、新しく出てきた単語のスペルの順番が出鱈目で、その単語が何かを言い当てる問題はみんなで盛り上がっていました。

また、競争形式のスキャニング問題もかなり白熱しました。7ページくらいあるかなりレベルの高い記事を3分で読み込み、先生から出された記事の内容の問題8個ぐらいを全て一番早く解き終えたチームの勝ち、どこも終わらせられる班がいなかったら宿題になるというものでした。

 

最後にアメリカ史のクラスですが、歴史の授業のテストを常に一夜漬けで覚え、その後にはきれいさっぱり忘れてしまう私にとってはすごくフレッシュでした。範囲においては、コロンブスがアメリカ大陸を発見するところから、ファウンディングファザー達がアメリカを独立までに導くところまででした。アメリカの偉人たちや、クラスメートの皆の国の偉人たちについて熱く語り合ったりなど、このクラスではすごくインスピレーションを刺激されました。後期はそこから現在に至るまでの歴史をやりますが、私は後期からは学部授業を受けることになっていたので受けられずに残念です。

今私はネイティブに混じってポリティカルサイエンスとソシオロジーの授業を4コマ取っていますが、語学学校で高速で喋る先生がいたことも助かって、学部の授業には普通についていけています。TOEFL ibtで高得点を取って、語学学校には行かずにそのまま学部授業に入っていたら危なかったとは思いました。

 

語学学校や学部授業の仕組みや授業内容をより詳しく知りたい、又はサンノゼに関する情報などについて何か質問があれば気軽に質問していただければ答えていきたいと思います。


それでは皆さんまた来週!

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About Author

YoshioHikaru

今年3月からサンノゼ州立大学に1年留学する大学3年生。世界中の人々が自分の願いを見つけ、その願いを存分に生きることができる世界をつくることを念頭に、通訳士を志望する。趣味は音楽でミスチル信者。

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