高校生が語る高校のうちにやっておきたいアレとは? | Hack Letter

高校生が語る高校のうちにやっておきたいアレとは?

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真っ赤に鳴く蝉

プールではしゃぐ子供たちの黄色い声

青い空

夏だ。

日本に今年も夏が来た。

いや、どうだろう。

「日本の夏に私が追いついた」と改めるべきだろうか。

関西空港に降り立ち、すべての湿気が肌にまとわりつくような日本独自の気候に少し苛立ちを覚えながら、私はわりかしどうでもいい事を考えていた。

空港から家までの道で、対応斜線沿いにある赤と黄色の建物を、某ファースト店だと気づくのに時間がかかった。アメリカにやつと規模が違いすぎるからだろうか。

去年まで日本に住んでいたというのに、頭の中はおもったよりぐちゃぐちゃだった。

『いらっしゃいませこんにちは。』

ふと頭の中に響いた。

レジのドロアーを閉める音、ドリンクに入れる氷を砕く音、揚げたてのポテトから微かに聞こえる油のはじける音、懐かしいそれというそれが頭の中で一気に沸いた。

アメリカに引っ越す前まで1年と4ヶ月ほど、高校1年のときからそのとあるファストフード店で働いていた日々を、父の運転する車に揺られながらぼんやりと思い出した。

三週間後、私はカウンターにたっていた。

いつもにましてムシムシしていた七月三日、アメリカからのお土産を持ち私はバイト先に挨拶がてら顔を出した。

緊張した。

私の存在をもしだれも覚えていなかったらどうしよう、と。

 

私はバイトが好きだった。

楽しかったし、働けるというありがたみが肌で感じられて好きだった。

バイト先自体有名な会社で、ティーンズによく読まれる雑誌では『高校生がやってみたい&やってみて楽しかったバイトランキング』で歴代1位を独り占めしているほどである。

緊張した顔つきのままバイト先のクルールームのドアをあけた私は拍子抜けした。

みんな私の事を覚えていてくれていたからだ。

といってもいなかったのは1年程度。

これで忘れられていたら悲しい物でもある。

お土産のクッキを机の上におき、メモを残して、去ろうとしたのだが、

『そうだ、日本にせっかく長い事いるんだ、どうせ暇だろうし、誰もシフトの入れないようなところを埋めれないだろうか?』

 

なんて考えが頭をよぎった。

が、そんなのはつかのまで、気付ばもう担当の人と明後日からバイトに入る話をしていた。

そんなこんなで、

三週間後、私はカウンターにたっていた。

スケジュールはかなり過酷だった。

朝4時におき、準備をして、5時半には自転車をバイト先まで飛ばす。

5時40分頃に服を着替え、6時にカウンターに入り、店を開ける準備をする。

6時半に開店し、14時、15時あたりまで接客する。

終わったらすぐに着替え、友達との待ち合わせ場所へ。

バイトの後で疲れているし、髪の毛もぼさぼさで、おまけに体はポテトのにおいまでしているのだが、ぐずぐずしている暇はなかった。

日本に帰ってきたあたしと会いたいという友達が、大切な塾と塾に行く合間を縫って、待っているのだ。

適当に友達と会い、夜ご飯を食べ、

そしてまたアメリカからわざわざ大阪に来てくれた友達の観光をともにし、

夜の11時前後に帰宅して、就寝は日付を超えてから。

次の日はまた朝4時におきて、同じようなスケジュールの繰り返しだ。

それが16日連続、1日の休み、5日連続、、、と永遠に感じるほど続いた。

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もちろんこれだけ働いても、バイト代はお預けである。

銀行にお金は入るものの、給料日にはもうアメリカにいるので日本のアカウントをあけられないのである。

正直お金は関係なかった。

エナジードリンクが友達だったと言っても過言ではないくらい、彼らはいつも鞄の中にいた。

眠くて体が思うように動かなかった日もあったし、

あっという間に時間が過ぎていくように感じた日もあった。

 

もっとも、これを読んでいる社会人のあなたには、

きっと私の勤務時間なんて雲泥の差だろうが、

 

私にとって過酷、だが充実していたあの日々を振り返ると、なぜか気持ちいい。

 

『あれだけつらいスケジュールをこなせたんだ』という自信は、

何が起こってもまあ大丈夫だろう、余裕だろう、と言う考えを生み出すようになった。

 

アメリカ高校生活の中で、もっともつらいと言われるfisrt semester senior year (高校最高学年の1学期目という意味。)

 

今後の将来にもっとも影響力のあるこの時期は、日本でいうところの受験シーズンであり、私たち高校生にとっては最も踏ん張らなければいけない勝負どころなのである。

 

もちろん世の中には私より忙しい人なんて何億といるだろうが、

 

少なくとも、この秋どんな過密なスケジュールが私を待っていても

すべてやりきる力は備わっていると思う。

 

その力と自信を与えてくれたバイト先に感謝したい。

今回の記事ではの自己奮闘記を書きたかった訳ではなくて、

この話から無理矢理にでも、

 

『高校生でバイトをするということは、

お金だけでなく、たくさんの物を受け取れるという莫大なメリットがあるということだ。』

と私は言いたい。

 

社会に出るとどうなるのか、実際に体験できるし、責任の重みも感じられる。同時に接客や作業をこなすスキルも身につけされてくれるし、どんなスケジュールの中でもうまく自分の予定を処理する力、それを成し遂げることで自信までくれる。

さらに言うと給料までもらえる訳だから、

文句なしに『高校生のうちにしておきたい事ランキングトップ5入り』だろう。

 

全国の高校生が今すぐバイトできる環境にないのは十分承知で、

この記事を書いて偉そうな事いっている私だって、バイト先で優秀な人材だったのかどうかは確かでないが、

 

もしもあなたが高校生、もしくは身の回りにその年の人がいるならば、

 

是非バイトしてみる事をお勧めしたい。

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About Author

masora fukuda

Caliɟoɹnia living の関西人。Steve Jobs の母校に通う、高校3年生。世界の目から日本を見たいという欲求に駆られ、2014年夏に大阪にあるインターをやめ渡米したのにも関わらず、すでに約五年分くらい、いやそれ以上?!のアメリカンライフをエンジョイ中。夢はなるべくたくさんの人と出会い、そこから学ぶすべてを日本に反映させること。そしてその出会った人みんなを笑顔にすること! Silicon Valleyのhigh school lifeを熱々のままお届けします!!

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